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錦の袈裟(落語) 葛の葉伝説 [時代物作品]

2009.10.01-4

錦の袈裟
落語の演目のひとつ。

ある長屋の連中が
別の町内の連中が吉原へくり込んで
朝までドンチャンドンチャン大騒ぎ。
終盤、パッと威勢良く片肌脱いで、
縮緬の長襦袢を見せて総踊り。
自分たちを馬鹿にしたという噂を聞きつける。
長屋の連中はカンカン。
なじみの質屋から錦の布を借りて対抗することにした。
しかし、与太郎の分が足りない。
そこで自分で用意させることにした。
与太郎のおかみさんは
寺に行って、和尚さまから袈裟を借りてきましょう
と提案。親戚の娘に狐がついたとかなんとか言って
一番いい袈裟を借りてきていざ吉原へ。
一番大きな店で芸者や太鼓持ちを山のように呼びつけ大騒ぎ。
終盤、錦の褌一つになって踊ると花魁たちは驚いた。
あれは実はえらい殿様とお連れで
中でも、袈裟の前の所に何か輪のような物が
ブラブラしている人は殿様に違いないと。
与太郎以外はふらて与太郎が一番モテたというお話。
(私の解釈です)

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葛の葉伝説
安倍晴明の母親は狐であったという伝説。
浄瑠璃や歌舞伎の題材。

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